日本刀の正しい保管方法とは?
日本刀は美術品として多くの人に愛されています。
しかし美術品といっても刀なので扱い方によっては怪我をしてしまう恐れがあるので、子供が簡単に触れるようなところに飾る事は控えたほうが良いです。
そして特に大切なのが日本刀の保管方法です。
きちんと保管しなければ刀身が錆びてしまったりする可能性が高いので、特に保管する場所は気をつけなければなりません。
刀を保管する場合、むき出しでしまっていてはいけません。
刀専門のタンスがありますので、その中に保管すると良いです。
刀箪笥を用意できないという場合は、普通の服を入れるタンスの中に保管しても大丈夫ですが、注意するポイントは防虫剤などがタンスの中に入っていると刀が錆びてしまう恐れがあるので注意が必要です。
刀は大切に手入れをすれば梅雨でも特に問題はありませんが、冬など冷たい場所に保管していた刀を急に暖房の入った部屋で鞘から抜いてしまうと、刀身が結露してしまう恐れがあるので注意が必要です。
とにかく日本刀には水分が大敵なので湿気の低いところに保管するというのが大前提となります。
日本刀を少しでも高値で売却するためにすべきこと
日本刀を少しでも高値で売るコツはズバリ日頃の管理です。
何故ならば、日本刀はそのままにしておくとどんどん錆びていってしまいます。
手順としては、刀の柄を外して拭紙と呼ばれる紙で拭います。
次に、刀に打ち粉という粉をかけます。
油塗紙で新しい油を刀に塗ります。
この手順を日常生活で維持するのは相当、大変です。
もし、錆びていなかったら買取を早めにしてもらいましょう。
また、複数の買取業者に査定に出してみましょう。
当然、業者によって査定金額に違いは出てきますので、その中で1番高値がついた業者に依頼すれば良いでしょう。
今はインターネットでオークションに出す事も可能です。
その中で自分が納得のできる金額が付けば、売却できます。
また、日本刀には登録証が必要です。
すでに持ち主がなくなっている場合、相続人が相続する上で所有名義の変更届けの登録証を発行している県の教育委員会に届出をする必要があります。
届出期間は20日間以内となっているのでご注意ください。
登録証がないと買取できない業者もありますのでお気を付けください。